稽留流産の経験や、子どもが川崎病で入院した際の経験をつづっています。

子育てを楽しむためのヒント集

流産手術を受けました

読了までの目安時間:約 11分

 

さて、稽留流産と診断され、

流産手術を行う日がやってきました。

 

私の場合、胎嚢に赤ちゃんが見えなかったので、

割とあっさり現実を受け入れることができました。

 

しかも、子宮内の出血で結構お腹が痛くなり、

「むしろ今すぐにでも手術してほしい・・・」

と思いながら手術の日を待ちました。

 

赤ちゃんがいないから思えたことだと思います。

 

 

 

手術は平日だったのですが、

夫が「休みをとる」と言い張っていました。

うーん・・・日帰りだし、

手術に付き添いがいるかなぁ・・・と内心思っていました。

 

が、病院の方に

「麻酔が覚めた時、どなたか傍にいていただけますか?」

「麻酔をかけるので、帰りはどなたかに運転してもらえるといいのですが・・・」

と言われていたので、

子ども(3番目:1歳は家で見ているので)はおじいちゃんたちに預けて

夫に付き添ってもらうことになりました。

 

 

 

手術の流れ

 

朝の9時に、外来の診察室で子宮の入り口を開く器具を入れてもらいました。

これが・・・結構痛い。

器具を入れる時に子宮を固定しないといけないらしいのですが、

お腹の中をつねられているような感じで、

今まで経験したことのない痛みでした。

(そう長い時間ではないですが・・・。)

 

この器具、水分を吸って少しずつ子宮の入り口を開くらしいのですが、

器具自体には全然痛みを感じませんでした。

痛かったのは、入れられる時だけでした。

 

 

これで、もう手術に向けての準備が始まったことになります。

それから入院のスペースに移り、しばらく待ちます。

 

 

・・・暇でした。

 

 

暇だろうなぁと予想がついたので、本を持って行ったのですが、

ずっと活字を読むのも疲れるし、

途中から病室にあるテレビを見ていました。

 

夫も仕事をしつつ、一緒にテレビを見つつ、

くだらない話をしつつ・・・

声がかかるのを待ちました。

 

おトイレとか普通に行けるんだろうか?と思っていましたが、

特に何事もなく行けました(笑)

 

 

途中で、手術着に着替えてねと言われ、

両肩の所がボタンで開くようになっている、バスローブのような形をした

うすーい服を渡されました。

 

私が通っているところは個人病院で、

病室はほとんど個室、トイレ付、

テレビやアメニティまで置いてある所なので、

特に持ってくるものは言われていなかったのですが、

ネットで色々調べているうちに、

持ち物として産褥ショーツを持って行ったという話があり、

もしや産褥ショーツがいるのでは?と

前開きの産褥ショーツを持っていきました。

 

着替えの時に、病院の産褥ショーツを貸してもらえたようですが、

自分のがあるならそれでもいいですよ~

とのことで、自分のを使いました。

 

着替えた後、絶飲食をしているので・・・と

点滴をつけられました。

ただ単に栄養剤だそうです。

 

 

お昼ごろ、いよいよ手術台へ。

夫は、手術の音などが聞こえるので、手術室のすぐ外ではなく

コモンスペース(入院している人や面会の人が使える休憩室)で待つことに。

 

私は、お産をするような台に上り、

足の位置や手の位置を調節してもらいました。

それぞれ、落ちないようにベルトをされます。

 

心電図、心拍数、血圧などの機械を取り付けられました。

人がだんだん増えてきます。

いよいよです・・・。

 

手術のための器具?を準備しているようで、

金属と金属のぶつかる音がいやに耳に付きました。

 

 

準備の途中、私の右脇くらいの位置から、

にゅ・・・とL字の上下逆さまになった形の棒が出てきました。

 

何かな?と思ったのですが、

お腹のあたりにかかっていた大きなタオルの端を

その棒にかけていました。

 

すると、私からは股のあたりが見えなくなりました。

ああ、こういう配慮って有難いなと思いました。

 

そして、その状態で先生が手術室へお入りになりました。

みなさんバタバタされているし、顔は全然見えないのですが、

「よろしくお願いします」と言うことはできました。

 

師長さんが、

「今から麻酔をしますね」と肩に注射?をして、

ゆっくり呼吸するように言われました。

 

「今3㎖です。あと30秒後にもう3㎖入れます」

と言っていて、こんなんで眠れるのかなぁと思っていると、

「30秒経ったので3㎖入れます」

 

・・・という言葉を聞いたのが最後。

 

 

次に気が付いた時には、隣の部屋のベッドで横になっていました。

 

 

 

手術後は・・・

 

気が付いた時は、ナースコールを左手にしっかりと握って、

横向きに寝ていました。

 

最初に起きたのは耳。

カチャカチャと手術の後片付けをする音が聞こえました。

そして助産師さんたちの話し声・・・

 

ああ、手術終わったんだな~と。

ぼんやりとした頭で思っていました。

 

冬なので、部屋自体はエアコンで暖められていたようですが、

シーツがいやに冷たく、急に人肌恋しくなりました。

 

もぞもぞと動いた私に気が付いて、

傍にいた夫が「無事に終わったよ」と声をかけてくれました。

 

「手ぇ、貸して」

 

普段、手なんて握らないのですが、

(子どもがいると、だんだんそうなりませんか???)

その時握った夫の手の温かさが、今でも忘れられません。

 

夫は、

「恥ずかしい~誰か人が来たらどうするん」

と言いつつも、頭がはっきりするまでずっと握っていてくれました。

 

日帰り入院だし、手術自体も10分くらいだし、

赤ちゃんが見えなかったから思ったほど精神的ダメージもないし、

別に一人でいいかなーと思っていたのですが、

その時に、一人でなくて本当によかったと思いました。

 

一人でもどうにかなったかもしれないけど、

夫がいたから安心しました。

 

 

 

手術後1時間くらいしてから、

だいぶ体を起こせるようになりました。

 

様子を見に来てくれた師長さんに、

ベッドを少しずつ起こしていいですよ、と言われ、

「飲めそうならどうぞ」とパックのジュースをもらいました。

 

その後、おトイレに行きたかったのでナースコールを押すと、

「動けそうなら着替えておトイレに行っていいですよ」

とのことでしたので、ちょっとふらつきながらも着替えました。

 

 

 

手術後の診察

 

その後は、手術後1時間半くらい経ってから

外来の診察室で、先生の診察(というか話?)がありました。

 

そこで、無事手術が終わったことを告げられ、

手術後空っぽになった子宮の、エコー写真を見せてもらいました。

(真っ白なエコー写真を初めて見ました)

 

無事終わってほっとしました。

そして私の場合は出血があったので、不快なお腹の痛みがあったのですが、

それがなくなり、すごくスッキリしました。

 

 

手術を受けてよかったなと。

気持ちも前向きになりました。

 

 

手術後の留意点は、

  • 術後2、3日は安静に。1週間は無理をしないこと。
  • 今日はお風呂もシャワーもダメ。
  • 手術翌日の検診を受けてからシャワーOK。
  • お風呂は1週間後の検診を受けてから。
  • 夫婦生活は最低2週間はダメ。
  • 高熱や激しい腹痛があったら受診すること。
  • 少量の出血、軽い腹痛は1週間くらい続く。
  • 2、3ヶ月月経が来ない場合は受診すること。

 

と説明をうけました。

 

抗生剤と子宮収縮の薬をもらい、毎食後に飲んでねと言われました。

 

その日はお会計を済ませて、そのまま帰りました。

(保険適応で、1万円ちょっとでした)

 

 

 

人が一人生まれるってすごいことなんだな、と。

今いる子どもたち(3人)がとても愛しく感じました。

 

 

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